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セルフケアの範疇について

セルフケアで可能なのは急性症状の場合のみです

「基本キットを買って、ホメオパシーの本も買ったから自分で何でも出来る!」と思う方がたま〜にいらっしゃいますが、それは幻想です。これは声を大にしてきっぱり言い切りたいことです(それが出来たらプロのホメオパスっていらないでしょ?)。
個人的にはホメオパシーのセルフケアについては、基本的には一般のご家庭に入っている救急箱で使っているものと同じような事に対してしかお薦めしません。

お薦めは紙で指切ったときにCalen. 30Cなめるとか、軽度のやけどの時にまずは耐えられるくらいの熱さの熱に再度患部をさらした後に(←レメディーよりも、こっちのが重要)、Canth. 30Cをリピートするとか、ですね。私の個人的体験ですが、コピー用紙で指を切ったときにキットのCalen. 30Cを口に放り込んだら、その瞬間、ピタっと開いていた傷口が閉じました! ←夜になって傷が再び開いたので、その時点でリピートしました。
少し傷んだ果物を食べた後、しばらくしてから気持ち悪いんだけど何も出せない状態なった時なども勿論、キットのレメディーで対処はできますが、「傷んだ果物を食べた後に」などと本に書いてあるレメディーをとれば上手くいくかというとそうでもなかったりします(実際の私自身の体験では「傷んだ果物を食べたときに」と書いてあるレメディーをとっても全く変化なしでしたが、別のレメディーとったら猛烈な嘔吐をした後にケロっと良くなったりしたことがあります)。
セルフケアでレメディーを選ぶ時には病名でレメディーを選ぶのではなく、自分の症状と本に書いてあるレメディーの症状像が似ているものを選ぶのがコツですよ。

急性症状でも花粉症などについては慢性病のベースがあるので、セルフケアの範疇を超えてます。
慢性病は完全にプロの範疇です。
プロは症状をみることは勿論ですが、その方の家族歴や生い立ちなど色々な話を伺って総合的にレメディーを選びます。

★健康相談会にかかっている方へのお願い
自己判断でとったレメディーで症状を抑圧しちゃう可能性だって十分ありますので、相談会を受けレメディーをとっている最中には、出来れば自己判断で勝手にキットからレメディーをとるのは控えてホメオパスに連絡して下さいね。